私ができるまでパート 5　　失敗だらけのＯＬ時代の巻

短大の授業には、京都らしく、茶道や華道の授業がありました。
茶道は表千家と裏千家選べたのですが、私のチョイス方法は人があまり選ばない方。

そこで、選ぶ人の少なかった表千家に(そこ～？)
なーんと生徒が4人！

少人数の贅沢な授業はあの!! 大覚寺の中の茶室にて。
ほぼマンツーマンレッスン状態。

足がしびれ、こけて怒られ。
ヘラヘラ笑って、睨まれ。
畳のヘリを践んでしばかれ。
◯◯のご名は？(季節にあわせて考えてくるのが常識)
の◯◯を考えてくるのを忘れて怒られ。

一年でへこたれて、師範は取れずじまい。
今思えば素晴らしい環境でおまけに単位までとれるのになぜつづけなかった？　私(>_<)！です。

そして、茶道繋がりのおもひで！もうひとつ。
八坂神社近くで行われたお茶会に母と一緒に行った帰り、円山公園で当時ものすごく当たるので有名な占い師に見てもらった。

そこで言われた衝撃の事実！
「あなたねぇ～、きっと就職はうまくいかないわね。だから、一年ほど働いて転職しなさい。」とまあ、えぇ～⤵
就職活動前にそんなこと言われても(*_*)！　と、占いに反発すべく、必死で活動しました。

すると、なんとなんと頑張りすぎて、学年で一番に就職が決まったのです。(当時は就職しやすかったからかもしれませんが)「ほらぁ～❗占いに勝ったし?」
占いのおばさまが、何でもギリギリな私を奮い立たせてくれたのかもしれない出来事でした。

キッチンコーディネーターとして、入社した会社では、何ヵ月もショールームや、研修センターで学ばせていててだきました。なんて恵まれた時代だったんでしょうね。感謝です。

なのになのに、私ってば、上司に向かって「年末１日早めに休みほしいんです！そしたら、ずいぶん旅行代金が安くなるんです！」となんということでしょう。悪びれもなくお願いしましたよ。
(も・申し訳ございません。昔の私をしばき倒しに行きたいくらいです)

もちろん、ブブー✖

「なんちゅう新人類や～意味がわからん」　と言われてたに違いありません。

社内旅行も海外の時代でしたね。ありがたや。

仕事内容は、システムキッチンのプランをCAD(化石のような)で図面作成し、発注はペラペラのフロッピーディスクを、本部に郵便で送るという、アナログな時代。そう、インターネットなどない時代なのでした。
ほんのちょっと前なんですよ！

依頼を受けたまま、図面と見積もり作成するだけでは、面白くない！なんて思い、若輩者ながら、社長にレポート数十枚片手に、直談判。

「営業したいです！」

若いって恐いですね。
まずは、営業事務に。

電話対応や見積書作成の合間に、顧客管理のための管理表とか、行程表などをオリジナルで作成。
当時のパソコンは、Windowsもなく、マウスもない状態。だから、自前のワープロ(シャープの書院)持参して資料作ってました。

オリジナルの資料作りが好きなのは、この頃の影響？かもしれません。

その後は、憧れの営業サポートに❗
運転して、住宅会社やモデルハウス回り

しかし、このころから？地図の読めない私。ナビもなかったので、モデルハウスにいくのに宇治の山中の茶畑に迷いこみ、ガソリンなくなりそうになったり。

間違えてバイパス降り損ね、滋賀県まで行ってしまう始末。

当時はポケベルの時代。　電話をかけに入った電話ボックスに置き忘れ、始末書もの。

ほんまにすみませんでした。

ショールームやイベントでのお客様対応はワクワクする、幸せな時間でした。

そして、社内の書庫には、参考になりそうな資料や他社のカタログなど、暇を見ては整理してました～。
(他の方と、情報共有するとか、誰にでも分かりやすい仕組みを作るのはこのころからしてたんですね。)

ラべリングも大好き。(このころからだった。)
初代テプラ(ラベルライター)も持ってました。

ファイリングしたものをラべリング。
許されるなら、ずーっと整理してたかった?

お得意様の会社に設置させていただいている、カタログを新しいのと差し替えるのは、至福の一時でした。

そんなこんなで、あっという間の三年半　勤めた会社を結婚退職するのです。

西海佳世　Profile写真

代表： North-Blue

大阪府豊中市在住　外部セミナー・自宅レッスン・おかたづけ作業でDIY・デジタル・リユースを駆使した【モノ・情報・思考の整理】をお伝えしています。

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